もともこも鳴き笑い

まきのともこブログ。レシピや食べ歩き、デザイングッズやiPhoneなど。

2008年03月

聞き耳シェイプアップ





この2ヶ月あまりの不摂生のせいで、軽やかにアクティブに動ける重量をはるかに超える目方を差していた体重計を、思わず「これ壊れてるわ」と疑った。


まあ疑ってみたところで目方が減らないのはわかっているので、ここはきっぱりあきらめて、近所のスポーツセンターにいってみた。が、失業中の身のほどを考えると、毎月の会費もバカにならない。どうしたものかとあぐねていたが、なんてことはない、いつも通っている中央図書館の上に、トレーニングルームという場所があり、一回200円で利用できるという。さっそく申込み手続きをした。


MIZUNO SHOP ミズノ公式オンラインショップ


2台のランニングマシーンと3台の山のぼりマシーンと10台の自転車マシーン。それに一通りの筋力トレーニング器具が加わり、プールがないのは致し方ないとしてもシャワーもあるし、十二分の設備である。区の施設なので区内在住・在学の人間に限られるが、朝9時から夜の9時半まで開館しており、ほぼ休みなし。魅力はなんといっても「いついっても空いている」ということだ。チェーンのスポーツクラブもあまた通った経験はあるが、夜や休日の混雑っぷりったらない。怖くてダンベルもふれやしない...それに比べるとここは「指導員、暇だからってやたら話しかけないでほしいよ」と行く度に思うほど、空いている。


客?層は土地柄ご年配の方が多く、平日の真昼間などにゆくと、夕方から店開ける前に汗流してるのねえと思われる風情の小料理屋の女将さんや、息子夫婦に譲った酒屋はマンションになり家賃収入で悠々自適のご隠居...というのは私の勝手な妄想だが―そんな方々がせっせと体を動かしておられる。夜の8時過ぎには家族用の夕飯の支度だけはすませてきたうえで、ご自身はお友達方とともに汗を流し、帰りに隣のファミリーレストランで生ビールをくーっと飲んで愚痴をいいながら憂さ晴らしをする強き母たち。これがまたどうしてそんなに喋ることがあるのかというくらい五月蝿いし、しかも山登りながら苦しくないですか?という感じなのだが、まあ好いバックミュージックとして面白そうな話題には耳を傾けることもあったりなかったり。





というように、自分の筋肉よりも、どうも人様の一挙手一投足に意識を集中させてしまうようで、まだ望みどおりの成果はでていないが、ヴァームウォーターicon(24本ケースをイトーヨーカドーで買うと、一本あたり104円)を買って、しばらくはまじめに通ってみようと思っている。






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記憶力と日向の白ワイン


一個人という雑誌が特別編集をしているという「今、最もおいしいワイン」という小冊子がコンビニエンスストアに並んでいて、思わず買ってしまった。


ワインは好きなアルコールの部類に入るが、どうも種類が多すぎていけない。飲んで「あ、これおいしい」というものは今までもたくさん出会っているのだが、年代、葡萄の種類に加えて年代まで考えなければいけないということに、往来の無精心がピッと反応して「ま、おいしけりゃなんでもいいや」と銘柄や産地を覚えようとしなかった。


何故手に取ったのか、そして購入にいたったのかは昨日のことなのに定かではないが、まあ気分屋の「気分」であろう。一時期「この日本酒はどこどこ産で酒米は○○、酵母は多分....」なんてやっていたこともあるが、これも今となっては遠い思い出である。楽しい酒ならばなんでもござれ、が現状だ。


この本、小冊子だけあってコンパクトにまとめられている。「今」っていうのはいつまでをゆうんだろうか、などと思いながらぱらぱらめくっていると、「気鋭のソムリエ6人がブラインドテイスティングで判定!―2,000円以下のワイングランプリ」という章が目に入った。これが、至極わかりやすくて好いのである。フランスの白10本、赤10本・イタリアの白10本、赤10本・スペインの白5本、赤5本に続いてアメリカ、オーストラリア、チリもそれぞれ赤白5本ずつがわかりやすく解説つきで載っている。





そもそもワインなど嗜好品の類をランキングすることについて、若い自分は「好みは人それぞれだからねえ」などと見向きもしていなかったし、少しばかり飲食系の編集をやっていたせいかこういうものの裏事情も知った風な頭が働いていたのだが、この十年ほどで、知らないものをあてずっぽうで飲んでもうまいものには当たらないというのが少ない経験から体感としてあるので、「ある程度誰かさんに順番つけてもらってそれを上から飲んでみて判断すりゃいいじゃない」と最近は思っている。まったくいい加減なものだがそれくらいのほうが楽しくあっけらかんとした美味しい酒が飲めるんじゃないか、と昔の熱い想いはどこ吹く風である。今考えると「熱い」というより面の皮の「厚い」「暑苦しい」想いだったなあと冷や汗がでるけれど....。


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)


今ちょっとはまっているのがスペインの白ワイン、なので掲載されていたスペインの白をご紹介(イタリアでは白ワインばっかりだったけど)。スペインで白というのはあまり想像ができないかもしれないが、在来品種のあるバリーニョ、ビウラ、ベルデホ、アイレンを初め、主に発泡酒カヴァに使われるチャレッロ、バレラーダなど、栽培される葡萄品種としてはかなりの数ののぼる―、っていうのは小冊子の受け売りだが、スペインではかなりの人が白ワインを飲んでいるという印象をうけた。特に肉に赤、魚に白という決まりごともなく、昼間の二時過ぎ、遅いランチ時間、天気がいいから外でランチをする、外は寒いが日差しはめっきり暖かく。日陰をコートの前ごろも合わせて足早に通り過ぎる人を横目に、さんさんとした日差しを浴びて半そでになりながら、の白ワインである。煮込みの肉だってトマトソースのパスタだって、合うに決まってる。





さて、上位2本を扱っているのはワイナリー和泉屋で、「トーレス・グラン・サングレ・デ・トロ2004」と「トーレス・ヴィーニャ・エスメラルダ」次がワインショップエノテカ広尾本店「クロ・モンブラン・シャルドネ・プレミアムボデガス・コンカヴァン2004」、次は赤坂見付のカーヴ・ド・ヴァンから「トーレス・サングレ・デ・トロ 白 2004」、最後に扱いは何処かわからないが「テルモ・ロドリゲス・パサ2005」


こう見ると2004年が多いようだが、果たしてどこかでワインを....それもスペインの白を飲もうといったときに、これらの銘柄がさらさらとでてくるかどうかといわれると、それは全くもって自信がない。


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と、ふらふらしていたらイタリアだが美味しそうな白を発見。


BLAU & BLAU (ブラウ&ブラウ)






この記事は、リンクシェア・チャンネルというところに掲載されています!


http://ch.linkshare.ne.jp/2008/04/000139.html





むずむずにヘゴ太郎


花粉症なのよね、ここ数年別のアレルギーの薬を飲んでいるからそれでおさえられていて、特にこの季節に、ってのはないんだけれど、どうも母親が「キタ」らしい...ご愁傷様。でも薬は眠くなるからいやなの、と還暦を過ぎて特にあくせく働いてもいないんだから眠くなったら寝りゃいいじゃん、と書きそうになるのをおさえ「何か好いグッズを探しておくよ」と返信した心優しきわたし。


いやーいろいろありすぎて、どうにもこうにも。


でも、最初にひっかかったのがコレ。


セシール
http://www.cecile.co.jp/



【ネット限定】オフィスや旅行先でも使えるコンパクトサイズ!花粉やホコリを鼻洗浄でスッキリ!icon


鼻の内部を洗浄することで、花粉やホコリによる鼻水・鼻づまりなどの症状を緩和する携帯型鼻洗浄器。自分の握力で鼻の洗浄が楽にできます。鼻腔にいれる先端部に逆流防止弁がついているので、洗浄水がタンクに戻らず、清潔さが保たれます。最初はゆっくり弱めに押し、自分にあった圧力で数回洗浄してください。携帯用にできているので、バッグや鞄に入れて持ち歩けます。外出時はもちろん、帰宅時にもヘゴタローでスッキリ!



花粉症といってもいろいろ症状はあるだろうけど、母は右目と喉をやられたとゆっていた。いやー私は個人的には目鼻派なんで、薬のみはじめる前は鼻を塩水で洗うとか塩水につけた包帯を口と鼻に通すとか(ヨガの荒業)やってたんだけど、あんまり外出先でできないのよね。


然し、ひっかかったのは....そう、なんといってもこの「ヘゴタロー」というネーミング。セシールの人に聞きたい(いや、これを作っている会社の人か、まあなんでもいいけど)。


なんでこの名前?


タローは太郎でいいのかな?


セシール - セシール×アンジェ(インテリア雑貨)




WELEDAのオイル


ヴェレダのボディーオイルが好き。


http://www.weleda.jp/


超乾燥肌なので、こういったボディーものがかかせないのだが(季節の変わり目や乾燥しがちな土地へ旅するときは特に)、これは好い。オイルだけどベタベタせず、翌日はしっとりうっとり肌になるし、なにより香りにノックアウト。が、まぁ「葉っぱの匂い、草いきれがする」とゆう人も居るので、香りは好き好きだなあ....


じゃぶじゃぶ通年使えるほど私にとって安いものではないので、無くなると必ず補充する!などとゆう風に「愛用する」には至っていない。ふと出会ったら買い求め、使い終わったら少し寂しく想いながら、また何処かで出会う日を待ちつつも暫くすると忘れている、通りすがり的な付き合いだ。


然し、風呂あがりのサッパリした身体にこのROSA(他の香りも至極好いけれど私はこのローズがいちばん)のオイルを垂らした日には、なんとも幸せな気分になる。


コスメ・コム




桜の開花宣言にともない思い出す染色家の志村ふくみさん「言葉の力-大岡 信」


な、なんか東京では桜の開花が発表されたとか...


開花が発表されてからだいたい1週間くらいで満開になるらしいということですが、今年はどうでしょうか。いつも都内の桜の名所的なところを飲み歩きのついでにめぐるので、至って夜桜が多かったのですが、今年は間に合えば、おひるまの花見散歩も楽しみたいと思います。まあもし間に合わなくても....葉桜も好きなのでいいんですけどね....。


外国人に日本の桜、お花見の話をしたら面白いカルチャーだといわれた。当然異国であっても梅や桜のような樹木はたくさんあり、うわあ、ビュティフル!ボニート!カリーノ!と声を出すくらいきれいなものもあるのですが、別に「桜の木の元で酒を飲む」ということをするのは日本くらいなんですかねえ。よくわからないわ。


THE BODY SHOP


桜といって、どうしても思い出すのは幼きころの国語の教科書に載っていた、岡信さんの「言葉の力」。人間国宝である染色家の志村ふくみさんが桜の「樹皮」からきれいな薄桜色を染めるる、ということで、いつもこの季節になると頭をよぎる。


いつもうる覚えなので、ここに転載しておきましょうかね。


日本のことば、日本語とか、その背後にある日本の文化、とかを感じて考えるきっかけになる桜の咲くころは、大好きな季節というわけです。



言葉の力 -大岡 信


中学校 国語2(光村図書出版)


人はよく美しい言葉、正しい言葉について語る。しかし、私たちが用いる言葉のどれをとってみても、単独にそれだけで美しいと決まっている言葉、正しいと決まっている言葉はない。ある人があるとき発した言葉がどんなに美しかったとしても、別の人がそれを用いたとき同じように美しいとは限らない。それは、言葉というものの本質が、口先だけのもの、語彙だけのものだはなくて、それを発している人間全体の世界をいやおうなしに背負ってしまうところにあるからである。人間全体が、ささやかな言葉の一つ一つに反映してしまうからである。


京都の嵯峨に住む染織家志村ふくみさんの仕事場で話していたおり、志村さんがなんとも美しい桜色に染まった糸で織った着物を見せてくれた。そのピンクは淡いようでいて、しかも燃えるような強さを内に秘め、はなやかで、しかも深く落ち着いている色だった。その美しさは目と心を吸い込むように感じられた。


「この色は何から取り出したんですか」「桜からです」


と志村さんは答えた。素人の気安さで、私はすぐに桜の花びらを煮詰めて色を取り出したものだろうと思った。実際はこれは桜の皮から取り出した色なのだった。あの黒っぽいごつごつした桜の皮からこの美しいピンクの色が取れるのだという。志村さんは続いてこう教えてくれた。この桜色は一年中どの季節でもとれるわけではない。桜の花が咲く直前のころ、山の桜の皮をもらってきて染めると、こんな上気したような、えもいわれぬ色が取り出せるのだ、と。


私はその話を聞いて、体が一瞬ゆらぐような不思議な感じにおそわれた。春先、間もなく花となって咲き出でようとしている桜の木が、花びらだけでなく、木全体で懸命になって最上のピンクの色になろうとしている姿が、私の脳裡にゆらめいたからである。花びらのピンクは幹のピンクであり、樹皮のピンクであり、樹液のピンクであった。桜は全身で春のピンクに色づいていて、花びらはいわばそれらのピンクが、ほんの先端だけ姿を出したものにすぎなかった。


考えてみればこれはまさにそのとおりで、木全体の一刻も休むことのない活動の精髄が、春という時節に桜の花びらという一つの現象になるにすぎないのだった。しかしわれわれの限られた視野の中では、桜の花びらに現れ出たピンクしか見えない。たまたま志村さんのような人がそれを樹木全身の色として見せてくれると、はっと驚く。


このように見てくれば、これは言葉の世界での出来事と同じことではないかという気がする。言葉の一語一語は桜の花びら一枚一枚だといっていい。一見したところぜんぜん別の色をしているが、しかし、本当は全身でその花びらの色を生み出している大きな幹、それを、その一語一語の花びらが背後に背負っているのである。そういうことを念頭におきながら、言葉というものを考える必要があるのではなかろうか。そういう態度をもって言葉の中で生きていこうとするとき、一語一語のささやかな言葉の、ささやかさそのものの大きな意味が実感されてくるのではなかろうか。美しい言葉、正しい言葉というものも、そのときはじめて私たちの身近なものになるだろう。





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